自身の性格の悩み‥
あなたは自分の性格について悩んだことがありますか?愛媛心理相談室のホームページにお越しになったということは、なんらかの理由で「格」ということに関心がおありだったからでしょう。
自分の顔と同じように、自分の性格というものは、「気がついたらその状態だった」ということがほとんどだと思います。性格について考えるきっかけは人それぞれですが、やはり、恋愛や結婚・仕事での人間関係において、何らかの問題に悩んだときに真剣に考え始めるのだと思います。
それと、意外と知られていないのは、性格と病気との関連です。せっかちで休まない人には心因性の疾患が多かったり、断ることが苦手ないい人にうつが多かったりなど、人間関係に限らず、私たちが快適に生きてゆくために、性格がどうなのか?ということは大変大切なテーマです。
性格も十人十色‥
悩みは人それぞれですが、それが性格に起因していることはよくあることです。性格が起因している場合のお悩みでよくあるのはどのようなことでしょうか?私たちがカウンセリングでよくお聞きする内容は次のようなものです。
悩みの入り口は人それぞれですが、それが性格に起因していることはよくあることです。性格が起因している場合のお悩みでよくあるのはどのようなことでしょうか?私たちカウンセラーがカウンセリングでよくお聞きするのは‥
① 人から都合のいいように扱われる。
② 何かやろうとすると不安な気持ちになり行動できない。
③ イイ人と思われないと不安になる。
④ みんなから好かれているかいつも気になる。
⑤ 嫌われたらどうしようと不安になる。
⑥ 人の顔色が気になって仕方ない。
⑦ 自分の言いたいことがわからない。
⑧ 言いたいことが言えない。
⑨ ついつい相手に合わせてしまう。
⑩ 幸せになりそうになると不安や罪悪感を感じる。
⑪ 自分は何をやってもダメだと感じる。
⑫ いつも何かと戦っている感覚があり疲れる。
⑬ 負けることに絶えられない。
⑭ ついつい頑張ってしまい最後にはバーンアウトする。
⑮ 努力しても途中で諦めてしまう。
⑯ 同じような場面で緊張し、頭が真っ白になる。
⑰ 同じような場面や相手に対して言葉が出なくなる。
これらはほんの一部です。お悩みは無限にあることでしょう。
やめたいのに同じことを繰り返す‥
このような性格により、物事がうまくゆかず同じことを繰り返してしまうものです。
① 目的もなく転職を繰り返してしまう。
② うまくゆかない恋愛を繰り返す。
③ 結婚と離婚を繰り返す。
④ 依存する相手を取り替える。
⑤ 人間関係が途切れてしまう。
⑥ 物事が続かない。
⑦ いつも同じことで喧嘩になる。
⑧ 挑戦しようと思うがしないままになる。
このように、「わかっているのにできない」「気がつけば、何度も繰り返し起こる」「やめたいのに、止められない」このような感覚に、あなたも覚えがあるのではないでしょうか。これはつらいはずです。
自分の性格の悩みは孤独な戦い‥
このように、悩みを抱え問題意識を持っている人たちの共通する行動はこうです。何とかつらさや苦しみから抜け出せないかと、本を読んだり、セミナーに行ってみたり、ネットで情報を探してみたりと試行錯誤し努力を重ねているものです。
それはとても孤独な作業です。なぜなら、家族や友だちに話せる内容でない場合もありますし、話を聴いてもらったとしても、内容が重くて解決に向かうこともなく、聴いてくれてる相手はついには疲弊してしまうので、結局話すことをやめてしまうのです。
そして、また続く目に見えない何かとの孤独な戦い。でも、解決の糸口は見つからないジレンマ。そして、「目をそらし、ないことにする」という心を閉じて心理的に引きこもってしまうこともあるでしょう。
目を背けても問題はなくならない‥
あれこれと試行錯誤してはみても、問題や悩みは解決しない。それどころか、問題は年を追うごとに大きくなってゆくことさえあるのです。そんな、八方塞がりの状況になり、
① 自分を責めたり。
② 問題を他者のせいにしたり。
③ 運が悪いのだと諦めたり。
④ 自分の人生を呪ったり。
そのような人も多くいらっしゃいます。しかし、何をどう思おうとも問題はなくなりません。
性格は変える解決の鍵がります‥
性格のお悩みを解決するなら、その鍵はあなたの幼少期にあるでしょう。カウンセリングでクライアントさんの幼少期がどうだったかのお話をお聞きすると、その後の人生の出来事について「そりゃ~そうなるよね」といった具合に腑に落ちることがよくあります。
それくらい、誰もがみな幼少期の影響を引きずっているのです。幼少期の両親がどうだったか?成長の過程でどよううな出来事が合ったのか?これらはあなたの性格の疑問を紐解く鍵となります。
自分の性格に悩んでいる方へ‥
あなたは、自分の性格が好きになれないと、ずっと悩んできていませんか?
① 自信が持てず、いつもネガティブに考えてしまう。
② 周りに気を遣いすぎて、疲れる。
③ 引っ込み思案で、人の中に入っていけない。
④ つい人と比べてしまい、クヨクヨする。
⑤ 人がどう思っているかが気になり、いつも不安がある。
⑥ こんな自分は誰からも好かれないと悲観している。
⑦ いつも悪いことが起こるのではと落ち着かない。
⑧ 幸せになってはいけないように感じる・見捨てられ不安がある。
⑨ 自分がないように感じる・ 感情の浮き沈みが激しくコントロールできない。
⑩ 余計なことを言ってしまい、後で後悔する。
⑪ 協調性がなく、自分勝手と言われる。
⑫ 怒りっぽく、すぐ感情を相手にぶつけてしまいトラブルになる。
⑬ 相手を傷つけているつもりはないのに、いつの間にか友人が途絶えていく。
⑭ 嫌いな親に性格が似てきた自分がいる。
⑮ 勝ち負けで友情を考えてしまって、自分のランクを気にしてしまってつらい。
⑯ 腹立たしい思いを忘れられず、いつまでも根に持ってしまって苦しい。
⑰ 言い返さなければ負けと思ってしまうので、言い過ぎてしまう。
⑱ 自分の気持ちをうまく言えずに、後でモヤモヤする。
⑲ 我慢し過ぎて、最後はかんしゃくを起こすようにキレてしまう。
⑳ 無神経だと友人から言われることがある。
㉑ 身近な人にすぐ依存してしまい、自分がないように感じてしまう。
㉒ あなたは「構ってちゃんタイプ」だとと友人から言われる。
性格には、もともと持って生まれたものに、その後の体験が影響を及ぼします。もちろん、欠点のない人はいないので、いくらか好きではないところはあったとしても、自分自身をおおむねOKと思えればいいのです。
しかし、必要以上にネガティブな考え方やとらえ方をしてしまうのは、つらいものです。対人関係のトラブルが続けば、人を避けたくなってしまうかもしれません。あなたの考え方やとらえ方、そして行動の癖やパターンが、あなた自身を苦しめているならば、そこに変化を起こしていけるといいですね。
愛媛心理相談室のカウンセリングでは、まず、あなた自身の考え方やとらえ方、行動について丁寧にふりかえり、考え方の癖や行動パターンに気づくことからはじめます。そこから自分自身を苦しめない在り方を探し身につけ、自分自身はもちろん、周りの人ともうまくつきあってゆけるように、一緒に考え、サポートさせていただきます。