人に好かれるようになりたい‥
人に好かれたいのになかなか好かれない、特に何かしているわけではないのに嫌われる、そんな風にお悩みではないですか。もし明らかに嫌われるようなことをしている場合、それを改善すればいいですが、理由がよく分からない場合、どうしていいか分からず途方に暮れてしまいますよね。
明らかに嫌われるようなことというのは、人の悪口を言ったり、自慢話ばかりする、態度が傲慢、といったことが挙げられます。しかし、愛想よくしている、悪口も言わないのになぜか人に好かれない、ということは、どういったことに原因があるのでしょうか。
まず考えられるのは、好かれたいと思うあまり、距離感を急に縮めすぎているということです。まだそこまで仲良くなっていないのに、急に距離を縮められると、相手もびっくりしたり「何か裏があるのではないか」と警戒される原因になります。
また、嫌われるのを恐れて、いつも当たり障りない会話しかしていない、距離を徐々に縮めることをせずに、一定の距離感を保ってしまっている、そんな人も、周りからしたら仲良くなりたくないのかな、と思われたり、いい顔ばっかりしていると思われる原因にもなります。
好かれる人の性格‥
好かれる人には好かれる性格の共通点があります。性格は持って生まれたものと言われることもありますが、育った環境や教育にも影響するとも言われています。好かれる人の性格を見るとどんな風に育ってきたかもわかり、バックボーンも含めて好感が持てるのです。
① 第一印象が笑顔で話しかけやすい雰囲気がある人‥
第一印象が笑顔でしっかり挨拶をしてくれると、とても気持ちがいいですよね。明るく笑顔が素敵な人は、親しみやすく、話しかけやすい雰囲気を作ってくれるので、最初から話も弾みます。
第一印象というものは人に大きな印象を与えるので、日が経っても忘れることはなく、好感が持てる人という印象を残します。人と会った瞬間に感じる「第一印象」は、その後の互いの関係性を左右するものとなるのです。
② 思いやりの気持ちを持って、相手のことを考えられる人‥
思いやりの気持ちがあるということは基本的に優しい人です。そして、相手のことを考えられるというのは、人の身になって物事を考えられる人。
自分より人のことを考えられるということでもあり、その気持ちを感じると心が温かくなりますよね。間違いなく好かれる人の要素となります。
③ 裏表がなく、嘘をつかない人‥
裏表がない人というのは、素直で人間味が溢れている人が多いです。思ったことをすぐに言葉にしてしまうこともあり、それがたまに印象を悪くしてしまう場合もありますが、嘘はないので基本的に人に好かれる傾向にあります。
好かれる人の習慣・行動‥
好かれる人には、習慣や行動でも共通点があります。習慣や行動では、これまでの教育環境が大きく関係してきますが、どんな共通点があるのでしょうか。
① 約束を守れる人‥
約束を守れる人というのは、社会でも人として大きく評価される部分です。約束を守れない人は、時間においてルーズなだけでなく、人のことを考えられない人です。
約束を守る人は、相手のことを考えて行動できる人なので、相手との信頼関係を築いていきたいと思っていますし、自然と築いていけます。
また、約束を守ることで「しっかりしている人」と思われることもあるので、頼りにされることもあるでしょう。
② 感謝の気持ちや謝罪の気持ちを素直に言える人‥
人から好かれる人で多いのは、感謝の気持ちを伝えられる人です。どんな些細なことでも「ありがとう」という感謝の言葉を忘れない人は、好印象を与えます。また、「ごめんなさい」という謝罪の言葉も合わせて、気使ってくれているという気持ちが伝わります。
好かれる人が絶対にやらないこと‥
好かれる人は、絶対にやらないことを意識的にやらないのではなく、自然にやらないのです。全体を通して人の嫌がることがしないのが基本ですが、どのようなことを絶対にやらないのでしょうか。
① 人に責任転嫁しない‥
人には関係ないことや自分に任されたことに対して不利があった場合に、人のせいにしたり責任転嫁したりしません。全て自分の責任として捉え、次のステップに活かします。
そういった意味では、前向きに考える思考も持ち合わせているとも言えます。
② 自分の話ばかりしない‥
好かれる人が絶対しないことの一つに、自分の話ばかりをしないことがあります。これは、人の話をしっかり聞き、聞き上手な人とも捉えられることもあります。
自分の話ばかりする人は、自分はこんなにすごいということをアピールしたいという人が多いので、話に面白みもなく、人のことを考えていないことになります。
③ 人の批判、悪口を言わない‥
好かれる人は人の批判をしたり、人の悪口を言いません。例えば、その人と合わないと思っても、「その人にもどこかいいところがある」など良い部分を探そうと努力するプラス思考なところもあり、合わない人とも上手くやっていける能力があります。
人の批判をしたところで、自分に何のプラスにならないことを理解しているので、基本的には批判や悪口は言いません。
好かれる人は自然と人が集まってきます‥
このように好かれる人というのは、全体的に見ると「人のことをちゃんと考えられる人」だと思います。人のことを考えて行動できるからこそ、人の心にまっすぐに響いて、信頼関係が生まれていくものではないでしょうか。
信頼関係が生まれると、人間関係はとてもスムーズに良好に運んでいきます。そして、好かれる人の周りには常に自然と人が集まってくるようになります。好かれる人の周りには笑顔が溢れ、思いやりに満ちています。
そんな人になれるよう、日頃から習慣や行動に気を配っていきたいものですね。
ありのままの自分で生きることです‥
誰もが「好かれる人になりたい」と思っているはずです。そのために自分を偽り、言いたいことを言えずにいることも多いはずです。
〇 人に嫌われたくないのに、いつも嫌われてしまう
〇 人から好かれたいと思っているのに、どうすればいいか分からない
このようなことで悩んでいる方は少なくありません。
人から好かれたいという思いが強すぎると、それは自然と相手にも伝わってしまいます。人から好かれるためには、まず一緒にいて楽しいと思ってもらうことが大切ですが、好かれようという気持ちや嫌われたくないという気持ちは、人に警戒心を与えてしまいます。
完璧な人間になれば好かれるはずであり、自分が好かれないのは弱点があるからだ、と思っていませんか?たとえ自分の弱点があっても、好かれる人になれます。
偽りの自分で好かれたとしても、人は幸せにはなれません。愛媛心理相談室のカウンセリングでは、好かれることと幸せであることが同じような意味において、好かれる人とはどんな人かを考えていきます。
実際にどのようなことを意識していけばいいのか、どうすれば自然と人に好かれるのか分からない、そんな風にお悩みであれば、ぜひ愛媛心理相談室のカウンセリングを受けてみてください。
「好かれる人」と「嫌われる人」の違いは何か。そういったことも踏まえて、好かれる人になるための具体例をカウンセリングの中でお話していきます。「ありのままの自分」で「好かれる人」として生きてゆけるようになるお話を提供していきます。