
カウンセリングの流れ
愛媛心理相談室では、初めてカウンセリングを受けるの方にも安心してご相談いただけるよう、カウンセリングの全体的な流れをわかりやすくご説明します。
難しい専門用語はできるだけ使わず、「実際にはどんなことをするのか」「何を準備すればよいのか」といった不安が少しでも軽くなるようにまとめました。
1.お問い合わせ‥
まずは、LINEメール(推奨)、Webメールからご連絡ください。電話対応はしておりません。あらかじめご了承ください。
「こんなことを相談してもいいのかな?」「私の悩みを受け止めてもらえるんだろうか?」と不安や迷いがある方は、【事前無料相談】をご利用ください。事前無料相談では、話せる範囲で自由にお話しください。
この時点では、うまく言葉になっていなくても問題ありません。「不安なことばかり考えてしまい、眠れない日が続いている」など、感じていることをそのままお伝えくだされば十分です。
2.日程調整と予約‥
事前無料相談の後、カウンセリングを受ける意志がある場合は、予約日時を相談の上で決めていきます。お仕事や家庭のご都合に合わせて、できるだけ通いやすい日時を調整させていただきます。
3.当日の持ち物について‥
特別な持ち物は基本的に必要ありません。メモを取りたい方は、ノートやペンをご持参いただくと安心です。病院でもらったお薬手帳や診断書、これまでの経過がわかるメモなどがあれば、お持ちいただくとお話がスムーズになりますが、必須ではありません。必要に応じてご準備ください。
4.服装の目安‥
服装はリラックスできる普段着でお越しください。スーツやかしこまった服装である必要はまったくありません。長時間座っていても苦しくない、締めつけの少ない服装がおすすめです。
5.初回カウンセリングの流れ‥
初回は、これまでの経緯や、今いちばんつらいと感じていること、これからどうなっていきたいかなどを、ゆっくりお話しください。すべてを一度に話そうとしなくて大丈夫です。話したくないことは無理にお話しいただく必要はありません。「今日はここまでにしたい」と感じたところで止めていただいて構いません。
カウンセラーからは、今のお気持ちを整理するお手伝いや、今後の進め方のご提案をしますが、最終的にどうするかは、必ずご本人のペースとお気持ちを尊重して決めていただきます。
6.よくある不安‥
「泣いてしまったらどうしよう」「うまく話せる自信がない」と心配される方は多くいらっしゃいます。カウンセリングの場では、泣いてしまっても、言葉に詰まってしまっても大丈夫です。沈黙の時間があっても、無理に話題を探す必要はありません。
また、「こんなことで相談していいのかな」と思うような小さな悩みでも、あなたにとって大切な気持ちであれば遠慮なくお話しください。ここは、安心して本音を出していただくための場所です。
わからないことや不安な点があれば、予約前でも、どうぞ気軽にご質問ください。あなたのペースを大切にしながら、一緒に考えていければと思っています。

初回カウンセリング・当日の流れ‥
「カウンセリングを受けてみたいけれど、何を話せばいいか分からない」「上手く話せなかったらどうしよう」—そう考えるのはとても自然なことです。上手に話す場ではなく、いまの困り事を一緒に整理し、「次の一歩」を作るための時間です。
特に、職場の人間関係、夫婦などパートナー関係の悩みは、相手の言動に心が揺れやすく、話している途中で怒りや涙が出たり、頭が真っ白になったりすることもあります。だからこそ初回で「整理の型」を持てるとその後の話し合いも少し楽になります。
初回 ― インテーク面接‥
初回カウンセリングでは、ゆっくりと相談者様のペースを合わせて進めていきます。全体の所要時間はおおよそ50〜60分までを目安としてお考えください。
悩みや困り事、抱えている問題について詳しくお聞きします。その内容をふまえ、大まかにカウンセリングのオリエンテーション(ルール、方針、目的などを説明)を行います。ご相談の内容や心身の状態によっては、カウンセリングを受けるよりも医師の受診をおすすめする場合もあります。
継続される場合、カウンセリングの頻度・時間帯など、担当カウンセラーと話し合って決めていきます。カウンセリングを受ける頻度は、1週間もしくは2週間毎が標準的です。
2~3回目 ― アセスメント面接‥
お悩みについて、これまでどんなことがあったのか、現在の生活やお気持ちの面などを一緒にお話ししましょう。抱えている問題の全体像を見つめ直し、「何が問題か」「なぜ起きているか」「どうすれば改善するか」が明確になり、より効果的なカウンセリングにつながります。
4回目以降 ― テーマへの取り組み‥
対話や認知・行動の分析(精神力動的心理療法・認知行動療法)をベースに、相談者様のペースに合わせて進めていきます。
終結 ― 話し合いで決定‥
ご様子を伺いながら、相談して終える時期を決めていきます。回数や期間は、数回で終わる方から、年単位になる方まで、その時々のご相談内容に合わせて様々です。途中でテーマが変わったり、数年かけて丁寧に自分と向き合っていく場合もあります。

継続カウンセリングの進め方
継続カウンセリングは、一度きりの相談ではなく、時間をかけて心の土台を少しずつ整えていくプロセスです。
例えば、最初の1〜2か月は週1回、その後は状態に合わせて2週に1回〜月1回を保つことで、気持ちが不安定な時期も安心感を得やすく変化も実感しやすくなります。
初回〜数回は、今の悩みだけでなく、日頃の様子やこれまでの経緯をお聞きし、「どんなふうになれたらいいな」を一緒に言葉にしていきます。
例えば、「朝の憂うつを半分にする」「職場で1回は自分の意見を言う」「休日は心地よく過ごす」など、具体的で小さな目標を設定します。大きな目標(例:自分を責めない)と、小さなステップ(例:1日1回自分を褒める)を組み合わせることで、確かな変化を感じられます。

変化や効果は、「悩みがゼロになる」よりも、「同じ出来事が起きても、少し違う受け止め方ができた」「落ち込んでも、前より立ち直りが早くなった」「自分の気持ちを言葉にしやすくなった」といった形で現れることが多いです。
そのため、セッション中には「前と比べてどう感じるか」「どんな小さな変化があったか」を一緒に確認していきます。停滞しているように感じる時期もありますが、その背景を一緒に見つめ直すことで、次の一歩につながることがよくあります。
途中で不安や疑問が出てきたときは、そのままにせず、セッションの中で遠慮なくお話しください。
緊急性が高い場合や、次のセッションまで待つのが難しいと感じるときには、事前に決めた連絡手段の範囲でご相談いただくことも可能です。
継続カウンセリングは、「弱さ」ではなく「自分を大切にする選択」です。ひとりで抱え込むことに疲れたとき、少しでも「話してみてもいいかもしれない」と感じたら、どうぞお気軽にカウンセリングを受けてみてください。あなたのペースで、一緒に少しずつ前に進んでいきましょう。