やさしさが、心を癒してくれる

心理援助士に求める力は、何よりも「やさしさ」です。やさしく聴く力、やさしく伝える力があることです。そして、同感ではなく共感できること。どんなことにも動じない精神的な柔軟性をもっていること。知識欲があること。好奇心が旺盛なこと。意見を押しつけないこと。客観的に物事を見る力があることです。 ご紹介するカウンセラーは、スキル以上に人間的魅力を兼ね備えています。 

国内主要スタッフ紹介


海外協力アドバイザー

海外研修の際にご指導、助言いただいている先生方です。
 

エカチェリーナ(Ekaterina ) 

ソフィア医科大学医学部卒        精神科・内科(オランダ)

専門分野            EMDR・ TFT(思考場療法) ボディコネクト・セラピー(BCT)など               メッセージ
誰もが毎日の生活の中で多かれ少なかれストレスや悩みを経験します。心が健康な状態の時は、ストレスや悩みに直面しても、ストレスをストレスと感じることが少ないものです。私は、短期間のうちに解決法を見つけることがきるようサポートしています。

陳 小萌 (Chén Xiǎo méng)

上海交通大学 医学部卒   神経内科・精神科(上海)

専門分野                自我状態療法、ホログラフィートーク、EMDR、TFTなど                  メッセージ               トラウマ、家族関係、職場での人間関係、不安、発達障害などからくる生きづらさなど、様々なケースの臨床に取り組んでいます。自己表現、意思決定、人生にプラスとなる選択ができる支援しています。心の状態を視覚化できる描画などの非言語による表現手段を用いたり、感情・思考・行動の意識化を促したり、イメージを用いて、自分自身とうまく付き合っていくお手伝いをしています。
 

ヴェロニーカ(Veronika)          ハーデン通信大学心理学部卒
心理学者(ドイツ)           

専門分野              認知行動療法・イメージ療法・ホログラフィートークなど              メッセージ             身体の感覚や五感への気付きを高め、呼吸法、リラックス法、身体表現などを用いながら、こころと身体の安全なつながりを高めるアプローチも行っています。カウンセリングでは、出会いやつながりの時間を大切にし、安心する空間のなかで、対話や表現を用いながら、その人らしい歩み方をみつけていかれるよう、共に寄り添う支援をしたいと思っています。
 

小平 栄 (Xiǎopíngróng)         ブルックリン医科大学 医学部卒 精神科・内科(瀋陽在住)

専門分野                妄想性パーソナリティー障害 ・猜疑性パーソナリティー障害

メッセージ               

心的外傷を持つ人たちのケア、精神的に疲弊した人たちのケアを主に治療しています。心理療法のアドバイス、認知行動療法や精神力動的精神療法など、柔軟かつ幅広い心理療法でアプローチを行っております。
 

バルトシュ(Bartosz )                                                                     ウェスタン・オーストラリア大学卒 心理学者                              

専門分野                認知行動療法・精神力動的精神療法・セルフケア指導など         

メッセージ

豊かで平和な日本なのに、日本人の幸福度や自己肯定感は下がるばかりのように感じます。こころを置き去りにしていませんか?情報の洪水に押し流されていませんか?全てあるのに、満ち足りていないと感じるのは自分自身の問題です。笑顔で自分らしく、自分の思い描く人生を送っていただくためのサポートをしています。
 

マルコ(Marco)                                                   ハイデルベルク大学医学部卒         脳神経外科・精神科(ドイツ)

専門分野                精神分析的心理療法・精神遅滞(知的障害)・感応性妄想性障害など         

メッセージ

健康を保つための能力は本来誰もが備えているものです。急激な環境の変化等が理由でストレスを生んだりします。生まれ持った性質や育った環境の中で能力を上手く習得できていなく壁にぶつかる場合もあります。そんなとき、健康のためにジムに通ったり、肩が凝ったらマッサージに行くように、能力を様々な方法で鍛えたりケアする方法をアドバイスしています。
 

column

言葉は心の窓‥ 

会話をしていると、いろんなことに気がつきます。日本には、いま、カタカナ語、略語が氾濫しています。立派な日本語があるのにカタカナ語や略語を使うのは、私自身、あまり感心しませんが、最近、こんなことに気がつきました。それはカタカナ語、略語をたくさん使う人は負けず嫌いで、見栄っ張りだと感じています。それは、内心は気弱で甘えん坊のところがあるということかもしれません。

どうしてもカタカナ語、略語を使った方がいい場合も確かにありますが、きれいな日本語があるのなら、なるべく日本語を使ってほしいと個人的に思ってしまいます。それから、喋り方には相手の心理が表れますから、それによって相手の気持ちがわかる場合があります。

たとえば、低い声で語る人が急に高い声で喋るのは、相手の注意を引きつけたいのかもしれません。また、多弁な人が急に無口になった場合は、心の中に敵対心があるのではないかということも十分造像されます。相手の喋り方によって、その心理を探ることもできるかもしれません。