自分の中から答えを導き出す‥ 

Vol.18| 2025年7月20日

自分自身の思考や行動を変える前に、まず自分の内面を変えることが先です。私たちは目に見えることを信じる生き物だからです。だから、目に見えるところを変えなければと思ってしまいます。

今日のコラムは「自分との対話」のお話です。人生どうしていいのかわからない時、潜在意識に聞く方法というテーマでお話しを進めていきます。

私も含めて、自分の今の人生を望む人生に変えたいと思っている人はたくさんいるはずです。

では、なぜ人は悩むかというと、今の人生が″自分がこうなりたい"という人生になっていないからです。私を含め、今の人生に満足していない人は多くいるはずです。

人生どうしていいのかわからない時、自分の中から答えを導き出す方法についてわかっていただけると思いますので、最後までゆっくりとお読みください。

引き寄せの法則という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。引き寄せの法則とは、今自分が出している波動の周波数が同じ周波数の未来を現実化させるという法則のことです。

簡単に言うと、良いことを考えていれば、良い出来事を引き寄せ、嫌なことを考えていれば、嫌な出来事を引き寄せる、ということです。

引き寄せの法則はシンプルですがとても奥が深く、一度や二度聞いて理解したからといって簡単に使えるようになるわけではありません。

私も引き寄せの法則を学んで実践してうまく引き寄せた経験がありますが、じゃぁ毎回うまくいくとは限りませんね。うまくいかない時の原因は、先に外側(面)を変えようとしているということだと思います。

私の周りの方も、どこを変えていけばいいのかが分からないまま立ち止まっている方が多いですね。ついやってしまいがちな、人を変えようとしたり、現状を変えようとする行動、これは外側を変えようとしていて、自分でも分かりやすい行動だと思います。

しかし、自分自身の行動を変えるということもこれに含まれます。こう言うとある矛盾が生まれます。今、頭の中にクエスチョンマークが出た方もたくさんいらっしゃると思います。

自分自身の行動を変えることは、外側を変えるのとは違うのではないだろうか、と思ってしまいますよね。

自分自身の行動を変える前に、まず自分の内側を変えることが先です。

考えを先に書いていきます。引き寄せの法則を知っている人も、この内側を変えるということを分かっているはずなのにすぐに忘れてしまいます。

それは人間は目に見えることを信じる生き物だからです。なので、目に見えるところを変えなければと思ってしまいまうのです。

例えば、先ほども言ったように、私たちは、人を変えようとしたり、起きてしまった出来事とを変えようとします。

そうではなくて、一番先に変えないといけないのは自分の心、考え方です。心や考え方が変わる前と変わった後では行動が違ってきます。行動が変われば現実も変わります。

人生でうまくいかない時、今の考え方の何かが間違っているはずです。自分のどの考え方のどこがが間違っているのか分からないという方もいると思いますが、その答えを他の人に求めてはいけません。

外側に答えはないからです。参考のため誰かに答えを求めて、それがしっくり来る場合はいいのですが、自分では違和感を感じながらも人の出した答えに従っていると、他人軸になり、なんだ、やっぱりうまくいかないじゃん!と人のせいにしたくなります。

その時感じた違和感こそ自分の答えではないという潜在意識からのメッセージです。私のセミナーやこのコラムを見てくださっている方も、この考え方はあまりしっくりこないとということがあったら、ご自分の感覚の方を信じてほしいのです。

それがあなたの答えだからです。

人によって答えが違うことはたくさんあります。そんな時、自分の中から答えを導き出す方法があります。その方法とは、人生に迷った時、自分との対話がとても役に立ちます。

自己対話のやり方はいろいろありますが、私の場合こうやっているということをご紹介しますね。

何が違っているのかわからない時、私ならまず、今の人生でうまくいっていないことや不快に思ったことをあげていきます。面倒でも紙に書きだしていくと、自分の意外な本心が分かることがあります。

例えば、人間関係に悩んでいて、職場に嫌な人がいるということが問題だとします。なぜそう思うのか掘り下げます。

職場の嫌な人は自分につらくあたるから、だから嫌な気持ちになる。さらに、その人はどうして自分につらく当たるのかを考えます。客観的に見てみます。すると自分は仕事が遅くミスが多いとわかってきます。

さらに掘り下げて、なぜ仕事が遅くミスが多いのかを書き出します。すると仕事でわからないことが多い、となりました。

では、どうすればいいのかを考え案を出していきます。現実に行動するには無理そうなことでも、どんどん書き出します。自分で勝手に制限をかけて無理だと思い込んでることもあるからです。

思いつくだけ書き出します。

例えば、転職する。仕事のスキルを上げるための勉強をする。わからないことを積極的に聞く。バカにされても気にしない。こんな感じで書き出したら、ここからが自分との対話です。

今出した案を一つひとつ選んで行って、自分の心がどんなふうに反応しているのかを観察します。

″転職”すると読んでみて、あなたの心はどう反応しているでしょうか。心地よいと思うのか、抵抗があるのか観察してみてください。

次に、″仕事のスキルを上げる″と読んでみて、心の反応見るといった形です。

私の場合、「転職、転職、転職」と何度も呪文のように唱えてみると、潜在意識に抵抗があるときは言葉が胃のあたりでつかえたような感覚があり、心地よいと思う時は、その言葉がストーンとお腹のあたりに落ちるという感覚があります。

感じ方は人によって違うと思いますが、この″YES・NO"の形式なら誰にでもできる自分との対話の仕方だと思います。

慣れてくるとどうすればいいと思う?と聞いてみたとき、答えが浮かんでくることもあります。よく他の動画やセミナーで、ハイヤーセルフ(「高次元に存在する自分自身」という意味を持つスピリチュアル用語)に聞いてみたという動画を見たことがありますが、だいたいこの進化バージョンのような気がしています。

もし別のやり方で自分との対話をしている方がいましたら教えていただけると嬉しいです。

自分と対話してみてどう行動していいのかがわかったら、自分を信じて行動してみてください。

本心と行動が同じベクトルになり、自分軸で行動しているということになります。そして心も前向きになり、あなたの波動が上がっている状態になります。

すると引き寄せの法則が働く条件が整い、現実を変えることができます。

今日のコラムをまとめますと、自分の何が間違っているのかわからないときや、引き寄せの法則で心と望む未来のベクトルの向きが同じにならない時、外側を変えようと考えてしまいがちです。

変えるのは外側ではなく、内側です。

引き寄せの法則を知っていても、自分の内側を変えるということはつい忘れてしまいますよね。それは人は目に見えるところを信じたり、目に見えるところを変えようとしまうためです。

なので、どうしても他の人に答えを求めたくなります。

答えを求めてもいいのですが、それは参考程度に留めて、自分の感覚を優先してください。人生でうまくいかない時は、そこを思い出して自分と対話してみてください。

自分との対話は「潜在意識との対話」です。

最初は″YES・NO"形式の簡単のやり方で始めてみてください。慣れてくると潜在意識に聞くこともできるようになります。

人それぞれのやり方がありますので、いろいろやってみて自分がやりやすいと思った方法を見つけてください。

自分との対話で決めたことを行動すれば潜在意識と顕在意識のベクトルの方法が同じなどで、引き寄せの法則が働きます。これからの人生自分との対話で大きな幸運を掴んでください。

今日のコラムは、自分との対話でした。人生どうしていいのかが分からない時、潜在意識に聞く方法というテーマでお伝えしました。

いかがでしたでしょうか?あなたの人生がさらに良くなりますよう心からお祈りしています!最後までお読みいただきありがとうございました。