性格・考え方の癖(思考))を改善する

「性格や考え方の癖を変えたい」「ここがこうだったら自分はもっとうまくできるのに」と思ったことは誰にもあるはずです。

例えば、「先延ばしする」「ネガティブに考える」「中途半端で曖昧」「引っ込み思案」「自己中」「苦手なことから逃げしまう」「怒りっぽい」など、いろいろな自分がいると思います。

そんな自分を変えたいけれど、どう変えていけばいいのかわからなったり、やってみても続かなかったり、諦めてしまう、という人は多いでしょうね。

 生まれ持った性格や能力を変えることは難しいですが、良い部分も悪い部分も、自分の一部として受け入れ、自分を愛することができれば、あなたは変っていきます。


自分を見つめ直すために、カウンセラーと対話することはとても有効です。自分を変えていく一歩として、愛媛心理相談室のカウンセリングを活用してみてください。

自分を変えたいという悩み

「性格を変えたい」「考え方の癖」を変えたいとおっしゃる方が少なくありません。その背景には、人間関係の悩みや自分の行動に関する悩みなどがあることが多いように感じます。

「性格を変えたいと思っても、本当に自分の性格を変えることなんてできるんだろうか?」、疑問に感じるかも知れませんね。でも「性格」は変えていくことができます。

もちろん、どう頑張っても変えることができない部分もあります。反面、少しづつ変えていくことができる部分もあります。

変えられるところを変えることによって、いま以上に人間関係も仕事も上手くいくようになったり、心地よく生きていくことができるようになります。

ただ、すぐに性格を変えようとしてもできるものではありません。まずは自分を知ることからです。自分を知れば、すべてを変える必要がないといことにも気づいていくはずです。


思考は生まれつきの性格だけではありません。長年形成された【習慣化された癖】のようなものです。この癖は繰り返し意識していくことで変えていくことができます。

例えば、ネガティブな感情が湧いた時、それを否定せず、「今、私はこう感じているんだな」と認めていくことです。次に、「いま、自分にできることは何があるのかな?」と客観的に考えるのです。

このように、考え方を少しずつ見直し、柔軟に捉えられるように練習することで、気持ちが軽くなる瞬間が増えていきます。

性格だからと諦めていませんか?

カウンセリングでは、自分の心とゆっくり向き合いながら、自分を理解し、そんな自分でもOKと、自分を認めてあげられるようにしていきます。

いまの自分を知ることで、客観的に自分を見つめることができるようになります。少しずつ心に余裕が生まれ、穏やかな日常生活を実感できるようになります。

「性格が変わったらいいなぁ」「もっと明るい性格になれたらいいな」と漠然と願っているだけでは変わることは難しいですね。

カウンセリングを受ける上で大切なこと。それは「私は変わる!」と、約束することです。この「自分との約束」が、あなたが変わるうえで一番大事なことになります。
 

「私は変わる」と【自分と約束】すると、約束そのものが自分の立ち位置であったり、自分に対して確証を持てる場所や気持ちの帰る場所になってくれます。

気持ちが揺らぎにくくなるので、自分を疑いにくくなりますし、実現したい未来に対して無限の可能性を感じることができるようになります。自分が誰で、何を実現したいかわかっていることで、未来を具体的に描き、行動できるようになります。

自分と約束しても心が揺れる場合は、自分を見つめる機会が訪れたと思ってください。揺れるのは、実現したい未来と自分の思考の癖がぶつかる時です。

普通、自分の考え方の癖に気づくのはとても難しいことです。そんなとき、指針に使われるのが性格・思考改善のカウンセリングです。

性格はどこから生まれるのか?

性格は、生まれ持った【遺伝的要因(約50%)】と、育った環境や経験によって形成される【環境的要因(約50%)】の相互作用によって形成されると言われています。

遺伝は基本的な気質を定め、環境は後天的にその気質を形作っていきます。具体的には、家庭環境や学校生活、友人関係、社会背景が大きく影響すると言われます。

性格は、少しずつ時間をかけて作られていきます。「土台」となるのが、私たちが生まれ持った【個性】です。 元々社交的だったり、静かな時間を過ごすことを好んだりするように、人それぞれ違いがあります。

これは遺伝的な要素が強く、大きく変えることは難しい部分です。この個性を、心理学では【気質】と呼びます。

しかし、その土台の上にある性格は、私たちが生まれてから経験した様々な出来事によって形成されていきます。これが後天的に作られた【心の癖】です。

変えるのが難しい性格の部分

一連の性格形成の中で、変えるのが難しい部分は、【生まれながらにして持った気質】です。気質は遺伝の要素が大きく、先天的なものなので、後から変えるのは難しいとされています。

五感の敏感さ、喜怒哀楽の激しさ、新しいことに対する反応などは気質によるものなので、基本的に後から変えるのは難しい部分です。

このような気質は、性格の約50%に影響していると言われています。性格の半分は変えることが難しいのですが、残り半分は変えることができるということです。

後から変えやすい性格の部分

気質と違って、後天的に形成された性格は、後から変えることができます。「何か嫌なことがあったときに、どのように対処するのか」「疲れた時に人に甘えられるかどうか」などが後天的に決まる性格です。

例えば、長男だからという理由で、「しっかりしなさい」と言われて育ったため、人に頼ることができない性格だったとしましょう。家庭内での役割が性格として染みついていると考えられ、それは後天的に形成されたものなので、後から変えることができるのです。

変われない理由はどこにあるのか

「こんな自分は嫌!」と「絶対に変る!」と強く自分と約束しても、気がつけばまた同じパターンを繰り返してしまう。そんな経験、あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか?

実は、私たちの心の中には、無意識のうちに同じ場所に戻してしまう【心の落とし穴】が存在しているのです。

「恥ずかしい」と思う気持ち ――

性格を急に変えると、多少なりとも周囲からの目が変わります。それを恥ずかしいと思う気持ちがあると、性格を変えることが難しくなってしまいます。

「性格を変えようとしていることを指摘されたら、どうしよう」「この歳で性格を変えたら、何かあったと思われるのではないか」といった恥ずかしい気持ちがあると、性格を変えたくても思いとどまってしまうでしょう。

しかし、人間の性格は少しずつですが、変えようと思っていなくても変化していきます。友人や家族の性格だって、気が付かないうちに変わっているのです。

自分を変えることの「不安」――

自分を変えるということには、今までの自分を捨てて新しいものに変えるという側面もあります。人は新しいものや、よく分からないものに対して、警戒心や恐怖心を感じるものです。思い出や記憶まで塗り替わってしまうような、怖さを感じる人もいるかもしれません。

「今の自分の好きなところまで人格が変わって、後戻りできないのではないか」といった不安があると、性格を変えることに抵抗を持ってしまう人もいます。

ですが、性格を変えることによって全てが変わってしまうことはありませんし、上書き保存のようなものではありません。自分らしさを大切にしながら、考え方や行動の選択肢を増やすということです。

心の奥底にある「思い込み」――

これは、過去の経験から作られた無意識のルールのようなものです。心理学ではスキーマと呼ばれます。例えば、子どもの頃にいつも否定されていた。そんな経験があると、「自分は何もできない人間だ」という思い込みが心の奥底に深く根付いてしまうのです。

この思い込みは、あなたが新しい道を歩こうとすると、「いや、この道は危険だよ」と道を塞ぎ、歩き慣れた道へと引き戻してしまいまうのです。

現実を歪める「考え方の偏り」――

思い込みが強くなると、物事を客観的に見ることが難しくなり、考え方に偏りが生じます。これがネガティブな感情を生み出す直接的な原因です。

考え方の偏りの例として、「白黒思考」「心のフィルター」「先読み」などがあります。

その他にも考え方の癖はありますが、このような考え方の癖があると、私たちは常に不安や緊張でいっぱいになり、本来持っている魅力や強みを埋もらせてしまいます。

カウンセリングの5つのステップ

悩みを抱え、不安な状態になったとき、いつまでも「どうしよう」と頭の中でぐるぐると考え続け、気がつくと不安だけが膨らんでしまい、そこから抜け出すのが難しくなってしまいます。

「誰にも話せない、でも誰かに話したい」そんなときこそカウンセリングを受けてみてください。うまく話そうなんて考えなくて大丈夫です。

カウンセラーが客観的にお話を伺い、悩みが具体的ではないと感じた部分は、カウンセラーからの簡単な質問にお答えいただくことで、少しずつ悩みを具体的にしていきますので安心してください。 

step1 | 想いを言葉にしていく ――

あなたの想い、今ある感情や考えをゆっくり言葉にしていきましょう。カウンセラーは安心して何でも話したいと思える関係を大切にし、あなたの言葉を拾うだけでなく、あなたの態度や表情からもあなたの気持ちを感じとっていきます。 

step2 | 問題を明確にする ――

モヤモヤした気持ちが、なぜ生まれるのか、何が原因なのか明確にしていきます。問題は表面的に見えているものだけではありません。それを明らかにするために、現在だけでなく、過去、幼少期にまで遡りながら、ゆっくりお話を伺いながら、あらゆる角度から理解を深めていきます。 

step3 | 強みを知る ――

あなたには、自分でまだ気付いていない強みや潜在的可能がたくさんあります。カウンセラーの質問に答えていく中で、たくさんの気づきが生まれ、行動に変えていくことができます。 

step4 | これからの自分を描く ――

これからの人生をどう生きたいかを明確に描いていきます。それを一人だけで行っていくことは難しい作業です。カウンセラーがあなたの進むべき方向を示す灯台の光となり、導いていきます。 

step5  | 実践に移す ――

カウンセリング時間の中で得たことを日常生活で実践するために何が必要かを考えていきます。気づきは、一時的な刺激になるだけでなく長期にわたって色々な変化をもたらします。様々な気づきを得ることで、あらゆる面でポジティブさが生まれてきます。 

カウンセリングには次のようなコンテンツが含まれます

多くの場合、心の悩みの背景には、その人の心身の健康や人間関係、また、自分を愛せないことなどによって不適切な思考と行動の習慣があります。

あなたが変わっていくということは、不適切な考え方が適切な考え方へと変わっていくということです。その結果悩みが解決し、人生が変わっていくのです。

カウンセラーが強引にあなたを変えていくのではありません。あなたの思考と行動が連動しながら変化していくことで、あなたの人生は良い方向へ変化していきます。


1.神経質な性格を改善したい

2.他人と衝突しやすい性格を改善したい

3.嫉妬しやすい性格を改善したい

4.ネガティブな性格を改善したい

5.偏屈な性格を改善したい

6.心配性な性格を改善したい

7.困難から逃げる性格を改善したい

8.攻撃的な性格をコントロールしたい

9.怠惰な性格を改善したい

終わりに‥

この長い文章を最後まで読んでくださったなら、それはあなたが「変わりたい」と強く願っている証拠です。その大切な気持ちを、もう一人で抱え込まないでください。

あなたの人生は、あなたのものです。誰にも邪魔されるものではありません。これから、あなたの人生の物語を、希望に満ちた新しい章へと書き換えていきましょう。必ず変われると信じてくださいね。

そのためには、自分の中にあるどんな気持ちを受け入れ、許してあげることです。これがとても大切です。そう思える自分が【ありのままの自分】なんです。

もともとあなたの中には、自分を優しくする気持ち、自分を大切にする気持ちがあります。でもあなたの思い込みが、その優しい思いを消してしまっているのかもしれません。

上手くいかなくても「それでもいい」「そういう日もある」「そんか私だって価値ある人間なんだ」と呟きながら、自分に優しくしてあげてほしいのです。

「決めたことができない自分はダメ」「我慢できない自分はダメ」と言うように自分を責めたり、罰したり、自分のことを否定さてはいけません。

「上手くいかないことだってあるよ」「そういう日もあるよ」「やる気がない日だってあっていいよね」と優しく自分に言ってあげることです。自分に優しくしてあげられるのは、あなたにしかできないことなんです。

他の人がどんなに優しい言葉をかけてくれたとしても、あなたが、あなたのことを優しくできなければ、人の優しさも受け入れることができないのです。

自分に優しくしようと思わないのに、人にだけ優しさを求める限り、それは依存に変わってしまいます。いくら人から優しさを求めても、決して満たされることはありません。

しかし、あなたが、あなた自身に優しくすることで、心はゆっくりと、確実に満たされていき、それを実感できるようになる日が必ず来ますからね。