
自分を変えたい人
「今のままの自分では嫌だ」「このままだと前向きになれない」でも、「自分を変えたいけど何をすればいいか分からない」など、あなたは今、自分を変えたいと悩んでいませんか?
仕事や恋が上手くいかない時や、なんとなく毎日が停滞していると感じる時、今の自分を変えてこの状況から抜け出したいと思うことがあると思います。
実は、昔の私がそうでした。だから、自分を変えたいと思う人の気持ちは痛いほどわかります。
人生がうまくいかない時に、「自分を変えて楽しい人生にしたい!」と考える人は多くいるはずです。
多くの人は自分を変えることなどできないと思っているようですが、実は、自分を変えて行くのは難しいことではありません。
ここにご紹介する「自分を変えるワーク」の手順に従い、理想の自分になるための考え方、行動を継続していければ、「自分を変える」ことができるはずです。
初めて自分を変えたいと思った人にも、今までに何度もそう思ってきた人にも通じる「自分を変えるセルフワーク」をご提供しています。

ここでご紹介する「自分を変えるセルフワーク」は、自分を変えたいと本当に思っている方、日々の悩みや不安を解消したい方に最適なワークです。
このセルフワークを通じて、自分自身と向き合い、自分を知る、心のモヤモヤをスッキリさせる方法を学んでいきます。
心を整えることで、理想の生き方を見つける手助けとなります。自分をもっと愛し、心地よい毎日を手に入れましょう!

自分を変えたい部分はどこですか?
「自分の性格が嫌い」「こんな考え方をする自分が嫌」また、「もう少し違う人生だったら良かったのに」など、自分に対して不満な箇所を持っている人は多いはずです。
でも「漠然と自分が嫌だ、変えたい」と思っているだけでは、いつまで経っても「新たな自分」への進歩をすることは難しいですよね。
また「変えるのは無理!」と諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか。
自分の嫌な部分、変えたい部分を少しずつでも変化させていくためには、「どこを改善すればいいのか」を認識し直すことが大切です。
このセルフワークでは、新しい自分へと変わるための3つをご提供しています。

このワークは、あなたのペースでコツコツと進めていくことができます。ただの書いていけいけばいのではなく、自分自身に深く寄り添うものであることを忘れないでください。
ワークに取り組む中では、日常の中で感じるモヤモヤをスッキリさせるための心を落ち着かせる呼吸法から、心がふわりと軽くなるような、あなたにぴったりな自己対話法、楽しみながら続けるコツまで、幅広くご紹介します。
毎日の小さなもの事に心が揺れ動くことも、自分の感情を素直に書き込むことで、心が整っていくのを感じられるはずです。
そうやって心のモヤモヤや不安を解消し、書くことで、自分の内面と向き合い、心の声を聞く。ある面、「書く冥想」とも言っていいと思います。
書くことを通して自分の考え、感情にふれていきます。それは、自分自身に寄り添い、時には心を癒やし、時には喜びを分かち合うものです。
そんな「自分らしい幸せな生き方」を見つける、やさしい一歩をサポートできたら嬉しいです。
まずは「変えたい部分」をピックアップする
用意するものは、紙と筆記用具(鉛筆やペン)のみです。おすすめなのは、チラシの裏紙や捨ててもいいと思えるノートです。
「ちょっといいノート"を買おうと思っていた!」という人もいるかもしれませんが、お気に入りのノートやきれいな紙だと「丁寧に書かないと」という気持ちになってしまい、ありのままの感情を書きづらくなってしまいます。
ジャーナリングの目的は、あくまで自分の中の感情を"吐き出す"こと。筆記用具は、書いても疲れない、普段使い慣れているものがおすすめです。
おすすめのテーマ例‥
・もやもやしていること
・不安なこと
・うれしかったこと
・楽しみなこと
最初はあまりテーマを決めずに頭に思い浮かんだありのままの感情を書くのがよいと思います。ポジティブな感情はもちろん、ネガティブな感情もたくさん吐き出してOKです。
書くことが思いつかないときは「思いつかない思いつかない…」と書くのもありです。大切なのは、ペンの動きを止めないこと、誤字脱字があっても気にしないこと。書きながら、テーマが変わっていってもまったく問題ありません。
書いて内省するほど自分の課題が見えてくる
私が内省Dayでやることはいくつかあって、だいたいはこの流れだ。
・1ヵ月分の日記を読み直す
・ピンときた感情にマーカーで線を引く
・1ヵ月の中で特によかったこと、モヤモヤしたことを書き出す
・1ヵ月でできたことを書き出し、そこからの気づきをまとめる
・1ヵ月の振り返りややりたいことリスト100をふまえて、次の月のテーマを決める
・テーマに沿って、やりたいことを細かく書き出す
改めて書き出してみると考える項目がたくさんのように見えるけど、簡単にいえば「1ヵ月の感情を振り返る➡抽象化して気づきを得る➡そこから次の1ヵ月のテーマ・やりたいことを決める」という流れ。出来事やできたことを振り返るだけじゃなくて、感情ベースで振り返るのが私なりのポイントだ。
できたことであれば、やり切ったことでどんな感情が芽生えたか?できなかったことであれば、できなかったことでどんな気づきを得られたか?いろんな出来事に対して一歩踏み込んで考えていくと、自分が大切にしたいことが、パッと見えてくる。まさに内省でしか得られない感情に出会えるのだ。
「自分との会話」
仕事があって休みの日に遊ぶ友達やパートナーもいるのに、なぜかふと孤独感や寂しさを感じる瞬間があるという方はいませんか?
それらの気持ちは他人との関係によるものではなく、自分自身とのコミュニケーションがうまく取れていないことが一因かもしれません。
ふとした時に感じる孤独感や寂しさをなくすために、自分の本音を拾い、本当の気持ちに気づいてあげるための「自己対話」をしてみませんか?
本音をきちんと拾おう
では、本音を拾うとは自分の気持ちに従って全て思った通りに行動すればいいのか…というと、そういうものでもありません。
みんなでランチを取るためには自分の希望だけを押し通すことは配慮に欠けますし、お給料日前なのに豪華なランチを頼むことでその後の生活が苦しくなってしまいます。
本音を拾うというのは、自分の気持ちそのままに好き勝手に行動する、のではなく、本当の気持ちをつきつめて聞き取り、コミュニケーションするということです。
合わせながら、自分の本音も取り込んでいく ――
例えば、先ほどのランチにおいて、「みんなはパスタが良いっていうけど、私は和食の方がいいな」と思っていたとします。そんな時、「今日はパスタで、次回は和食にしようよ」とさりげなく伝えられればベストでしょう。
大事なのは、自分の本音のありか
それができない時は「お昼はパスタにして、夜はおいしい和食を作って食べよう」と心の中で呟くだけでも良いのです。「本当はこう思っている」という自分の本音をしっかりと受け止めてあげることが大切です。
結果にはこだわらなくてOK ――
自分とのコミュニケーションにおいて、本当に夕食は和食にしたかどうか、本当に次回のランチは和食になったかどうかにこだわる必要はありません。結果ではなく、「今の気持ち」を聞き届けてあげることが大切なのです。また、このステップを踏めば、自分の本音を少しずつ自然に人に見せられるようになり、人付き合いも楽になっていくでしょう。
自己対話のステップを繰り返す――
「みんながそう言ってるから」とか、「常識的に・一般的に」という思いが邪魔して、自分の本音を聞こうともしていないことが多いのではないでしょうか。
本当は違う意見を持っているのに出せない、本当は違う考えがあるのに拾ってもらえない。この繰り返しのままでは、たくさんの人と繋がっていても孤独感や寂しさを感じてしまいます。
結果的に、ありきたりな事柄や常識に沿う形になっても全然良いのです。まずは、自分が本当はどう思っているのか、どうありたいのか、小さな声に耳を傾けましょう。