毎日がつらいあなたへ

生きづらい人は、「両親に厳しく躾けられた」「両親が不仲で喧嘩するところを何度も見た」「いじめにあった」「仲の良かった友達に裏切られた」「恋人にフラれた」など、こういった人生で経験するようなことが心の傷(トラウマ)となって心に刻まれていきます。 

そいった傷が積み重なっていくことで、他人への不信感、対人恐怖、自己肯定感の低下につながってしまい、仕事や人間関係、日常生活に苦しむようになるのです。

どのような経験が心の傷になっていくかは人それぞれです。本人も忘れていたような経験が時として顔を出し生きずらさになっているケースも多くあります。

そうは言っても、生きづらさの原因を探そうとしても、自分で気づくことは難しいかもしれません。そのままでいるとモヤモヤ、イライラはいつまでたったっても解消すろことはありません。こういった話しは人にも相談しづらく、またわかってもらえないため、結局は一人で抱え込んでしまうことになります。

今そんな状態にあなるなら、ぜひカウンセリングを受けてみてください。カウンセラーはあなたの生きづらさの原因を一緒に考え、楽に生きていけるようお手伝いをさせていただきます。

生きづらさの原因を考えてみる

生きづらいと感じながらもどうしたらいいいかわからず、毎日頑張り続けて疲れていませんか?「どうしたらいいの、助けて!」、ずっと聞こえていた心の叫び声に気づかぬフリをするのも、もう限界ですよね。

あなたの生きづらさの原因はどこにあるでしょうか?

◻️ 考え方のクセから生まれる悩み

・他人に気をつかいすぎてしんどい

・他人といるといつも緊張してしまう

・他人にイライラしやすい

・ネガティブ思考になりやすい

・自分の性格について考えたい

・怒りのコントロールがうまくできない

・暗黙のルールがわかりにくい

◻️ 人間関係に関する悩み

・親子関係、夫婦関係、友人関係、恋人との関係、職場の人間関係などで悩んでいる

・人との関わり方がわからない

・人間関係が長く続かない

・大切な人に先立たれ、喪失感で一杯

・安心して本音を話せる相手がほしい

◻️ 心の健康についての悩み

・買い物しすぎる、止めたいけど止められない

・不安、緊張、イライラ、ストレス、気分の落ち込みや鬱っぽさ

・睡眠や食欲など心身の問題について考えたい

・病院に行っても「何も問題ない」と言われるけど、心身の不調が何となく続いている

・こだわりが強すぎて、しんどくなる

◻️ 生き方に(人生)関する悩み

・人生の岐路で悩んでいる

・自分の人生を見つめ直したい、振り返りたい

・一人で生きていくことのへの孤独と寂しさ

・信頼できる人がいない、友達がいない

思い込みが自分を苦しめるのです

ストレスの90%は、その人がどんな思い込みを持っているかで決まります。他人の目にはほんの小さなストレッサー(外からの刺激 )でも、本人の解釈次第で、うつ病を引き起こすほどのストレスが生みます。

ここでお伝えしたいことは「ストレスは我慢しない」ということです。根性論が好きな国民性というべきなのか、日本人はストレスが大きいときに「逃げる」という選択を取りたがりません。ブラック企業で働き続けるのも、いじめられっ子がそれでも学校に通い続けるのも、「逃げ場なんてない」「逃げるのは恥ずかしい」と思い込んでいるためです。

「我慢すべき」という間違った思い込みを捨てて「つらいときは逃げてもいいんだ」という新たな思い込みに置き換えてみてほしいのです。行動しなくとも、そんな風に思い込みを書き換えるだけで気持ちも楽になるはずです。 

自分の考え方の癖を見直してみる

悩みは起こった出来事そのものにより生まれてくるのではありません。起こった出来事をどのように受け止めるか、その人特有の考え方の癖が生み出しているのです。

ネガティブな考え方の癖が少ない人は、少々のことでは落ち込みません。落ち込んだとしても立ち直りが早いので、あまり生きづらさを感じることはありません。

あなたにできるのは、今日まで身に付けてきた考え方の癖を変えていくことだけです。考え方のクセを変えたところでたかが知れている、とおっしゃる人もいますが、それは大きな間違いです。

何不自由なく育ててもらったのに「なんでこんなに生きづらいのだろう?」「どうして人間関係がうまくいかないんだろう?」そんな風に思うのであれば、自分の考え方の癖に向き合ってみる価値は大きいと思います。

カウンセリングでは、考え方を変えるという難しい取り組みよりも、考え方の幅を広げるということに取り組んでいくんだと思ってください。考え方の幅が広がってくると気持ちも楽になったと感じられるはずです。

不安をなくすることは出来ません

我慢し、心の奥底に押し込めようとしたり、忘れ去ろうとするのは逆に自分を苦しめることになります。心配事を忘れるために、より心配事に注目してしまうことになります。

私たちは生きている限り不安という感情から避けて通れません。どんなに順風満帆に見える人でも、悩みとは無縁の人生を歩いている人などいません。何かしら悩みを持って生きています。それを外に見せないだけのことです。

そう考えれば、悩みや不安、迷いや心配事があることが人として自然な姿であり、さがなのだとすら思います。新たな視点に立ち、物の見方を変えることで、あれだけ苦しめ続けられた悩みが、悩みではなくなることは不思議なことではありません。だから過度に心配し過ぎないようにしてくださいね。

生きづらさを克服するカウンセリング

生きづらいと感じる人は多く存在しますが、その原因は人によってさまざまです。外的要因としては職場環境や人間関係の悪化によるものが考えられますが、一方で、その人自身の特性によって生きづらいと感じる人もいます。また、それだけでなく子どもの頃に受けた「心の傷」が生きづらさをうんでいる場合がとても多いのです。

生きづらいと感じる原因が何なのかを知るために、まずは自己理解を進める必要があります。家族や友人、知人や恋人などの身近な人に相談し、解決の糸口を探ってみてください。

家族や友人にはどうしても相談しにくいことがあれば、プロのカウンセリングをぜひ1度、気軽に受けることをおすすめします。カウンセリングを通して自分自身をを知り、どんなことに生きづらさを感じ、どう生きていきたいのかをカウンセリングを受けることで明確に知ることができます。

心の専門家であるカウンセラーに相談することで、自分では気づけない特性や性質、そして「心の傷」を知るきっかけが掴めます。ぜひご検討してみてください。