
抑圧してきた感情を開放する
感情開放セラピーでは不快な感情を開放し、ストレスによる心身の負担をやわらげます。
身体感覚アプローチや、言葉を使ったアプローチを組み合わせることで、過剰な不安や緊張による苦しさや行動制限を和らげ、社会に無理なく適応していけることを目指していきます。
言葉にならない気持ちや意識にのぼらない違和感の奥にある「感情の根っこ」に静かにふれていくセラピーです。
心理テクニックや思考の書き換えで何とかするのではありません。「今ここ」にある感覚や感情に意識を向けていくことで、「本当の自分の声」を見つけていきます。
感情解放セラピーとは
自分では認識できていない、自分では自覚できていない「無意識」の領域にアプローチをしていくことで、発言、行動、人間関係に変化を与えることができます。
私たちは、過去の経験に刷り込まれた「信念」で行動をします。そのため、過去の感情や信念にアプローチをすることで、他人の「見方」、自分自身の「見方」を緩やかに変えていきます。
何かを変えたい時に「見方」を変えるのが一番いいやり方です。自分の中にある「価値観」や「信念」は、無意識(感覚)に反応します。
それは過去に経験した「思い込み」から無意識に「比較」され、行動や感情・気持ちや、判断に影響をもたらします。
それが脳の記憶と身体感覚に組み込まれ「生きずらさ」「ストレス」「うまくいかない現実」として表面化されます。
その身体の「反応」にアプローチすることで、ストレスとして捉えた感情・思い込み・トラウマを解消するための「行動」が変化していきます。
ストレスとして身体に現れる症状や回避思考として積み重なった、自分や他人への否定的な考えやイライラ感・落ち込み・恐怖心などに「変化」をもたらします。

未消化の感情を受け止める
最初のステップとして現在に問題を引きこ起こしている過去の感情を見つけて受けとめる作業をしていきます。
自分の中に未消化のままの感情を見つけ、受け止めることで、今まで感じることができなかった安心感や安堵感を得られるようになるはずです。
また、自分の感覚や感情をキャッチする練習を繰り返すと、日常でなにかモヤモヤしたときにその根本的な理由まで瞬時にたどり着けるようになるので、モヤモヤ感がストレスになることもなく、大きな悩みに発展することも防げることができます。
今まで隠れていた自分の感情を発見することからはじめてみましょう。
ポイントは頭で考えるのではなく、身体感覚をフルに使って感じていくことです。
我慢することに慣れていませんか?
多くの人が、子どもの頃から「こうあるべき」と教えられてきたからなのかもしれません。
「泣かない子がいい子」「我慢できるのが大人」「人に迷惑をかけてはいけない」「 感情より理性を優先するのが常識」
そうやって自分の「感じる力」や「本音」を押し込めて、「自分がどう生きたいのかさえわからない」状態になってしまっていることはありませんか?
幸せのはずの場所にいても、どこか空っぽで生きている実感が持てない。
それはあなたが弱いからでも、努力が足りないからでもありません。
ずっと感情を抑えて生きてきた結果、「自分とのつながり」が薄れてしまっているだけなのです。
あなたには自己治癒力が備わっています
トラウマ体験の記憶が蘇ることをフラッシュバックと呼んでいますが、日々の生活の中で頻繁に頭に浮かんでくるような方もいれば、長年忘れていたことをある瞬間に思い出して怒りが湧いてきたり、悲しくなったりするようなこともあります。
これは、過去のどうにもできない辛い記憶のぶり返しのようにも感じますが、脳は、「何かまだ未消化のものがあるよ!」「回復していないものがあるよ!」とメッセージを送っているのです。
人間の体には身体的・精神的緊張を元の状態へ戻す力が備わっています。しかし、理由や緊張・ストレスが慢性化すると元気な状態へ戻る力が働かなくなり心身に影響がでてくるのです。
繰り返される問題、いつまでも解決できないと感じる問題があると、それを悪者として扱ってしまうことも多いですが、その問題は忘れ去られるのをただ待っているだけです。

セラピーを受けた後の皆様の声
これまで愛媛で8年にわたり、2.000人余りの皆様以のセラピーをおこなっきました。このセッションを受けられた方々は、後にこんな変化が起こっています。
□ 「人は人、私は私」と線引きができるようになった
□ 嫌なことも引き受けてしまってたけど、NOと言えるようになった
□ 人の目が気にならなくなり、疲れにくくなった
□ 自分の思いを言葉にして、ちゃんと伝えられるようになった
□ 諦めていたことに、もう一度挑戦したくなった
□ なぜだか「大丈夫」と思えるようになった
□ 不安や心配事を言葉にできるようになり安心感が増してきた
□ 自分に優しくなるとで変われることが分かった
こういった変化は、外側を無理に変えたのではなく、内側の「感情の詰まり」をほどいた結果として自然に現れるものです。
抑圧された感情は残り続けます
この感情解放セラピーは「どんな未来を目指すか」を考える前に、「どんな無意識の鎖に縛られていたのか」に気づいていく時間です。焦せらず、自分の心の声に耳を澄ませてほしいのです。
今すぐに何かを変える必要はありません。ずっと置き去りにしてきた「自分の本音」があることを忘れないでいてください。
その小さな声に耳を澄ませたいと思ったとき、どうか思い出してください。
潜在意識に溜め込まれた感情は、エネルギー的な滞りを引き起こします。その滞りが精神的な苦しみや身体の不調として現れて来るのです。

セッションのご案内
私たちは、日々様々な感情を感じながら生きていますが、受け止め難い感情に対して、どう対処したらいいのかを誰からも教えられることないまま、人生の荒波にもまれています。
このため、耐え難い感情が起こったとき、それを無かったことにする、無視する、抑圧するしかなかったのです。
けれど、そのようにしてしまうと人生の様々な場面で機能不全を引き起こす心理的な構造を作り上げてしまいます。
感情解放セラピーでは、かつて受け止めきれず、抑圧し、封印してしまった感情を解放するための心理療法をおこなています。
個人セッションを受けるにあたり、注意事項やキャンセル規定がございます。ご予約の際は、必ずご一読いただけますようお願いします。