
心の傷チェックリスト(全25問)‥
「心の傷ってどんな状態?」「心の傷がある人ってどんな人のこと?」「私はアダルトチルドレンなんじゃのかな?」
こういうご質問をいただくことが多くなりました。傷ついた心がどのようなものかをさらにわかりやすく理解していただくために、実際のカウンセリングの現場でどのようなことを言われることが多いかをまとめたものをチェックリストにしてみました。
このうち5項目以上あれば、心の傷があなたを苦しめている可能性があると考えられます。
では、チェックしてみてください
□ 人からどう見られるか(どう思われるか)が気になる
□ 自分に自信がない。「自分のこと好き?」と聞かれると否定的な回答になりがち
□ 自分のせいだと思うことがよくある。誰かが感情的になると原因を自分に探しがち
□ 「自分の気持ちなんて誰もわかってもらえない」と思うことがよくある
□ なにか言うと否定的な意見が返ってきた。否定されながら生きてきた気がする
□ 親の期待に応える必要があった
□ 親を助けなければならなかった
□ 認められるためには成果を出し、違う自分にならなければいけなかった
□ 「そのままの自分で愛される」という言葉は自分に入ってこない
□ 両親が不仲で、いつも喧嘩する姿を見てきた
□ 親の愚痴の聞き役だった
□ 親や家族に自分の相談を聞いてもらえることが少なかった
□ 失敗が怖い。挑戦できない
□ 他人や社会が怖い。傷つけられるものだと思ってしまう
□ 友達や異性とのつきあいで「本当の自分を出せてない」と思うことが多い
□ いつか捨てられる、いつか嫌われると思ってしまいがち
□ ものごとを「0か100か」「白か黒か」で判断しがち感情はどちらかというと邪魔なもの。できれば感情を感じずに生きられたらいいと思う
□ 自分で選べない。選んだものに自信が持てず、主張できない
□ イライラがコントロールできず、自分より弱い存在がいたらぶつけそうで怖くなるときがある
□ 「これが好き」「あれがしたい!」などと自分が言うのはワガママだと思ってしまう
□ 「いい人」と言われるが、自分の本当の姿は誰も知らないし見せられない
□ 突然何もかも投げ出したくなる。会社や学校に行けなくなりそうで怖い
□ 虐待(身体的・心理的・性的・ネグレクト等)を受けていた
□ 「母親」という言葉から「横顔・背中・怒った顔・困り顔」などしか思い浮かばない
いかがでしょうか?あなたはいくつ該当しましたか?
心の傷は病気や精神疾患ではないものの、いつも誰かとトラブルを起こしたり、決まって被害者にさせられる、自分からチャレンジをやめてあきらめてしまう、などの特定のパターンを持ちがちです。
ですがこの状態は適切な心のケアを受けることで乗り越えていくことが可能です。早めに解決を試みた分だけ、残りの人生が輝き出します。
傷ついた心のチェックリストの内容に多く合致する方や、数は少ないものの「ドキっ!」とした方がおられたら、傷ついた心の回復のカウンセリングを受けることを選択肢のひとつに考えてみて欲しいと考えています。