
いまの悩み、将来の不安 | 人生相談
人生相談とは、人生を生きていく上で生じるさまざまな問題について相談し、アドバイスやヒントを求めることを言います。 基本的に心理的な治癒を目指す心理カウンセリングとは異なります。
一般的に人生相談というと、相談相手のできる範囲のことや経験からアドバイスがあるため、少なからずその人の主観も含まれます。
一方で、カウンセラー相手だと、相談者自身が自身で納得のいくように決断することをサポートすることがメインになるため、相談に対するスタンスが異なります。
人生に関する悩みは多岐にわたります。キャリアや収入、健康、将来の暮らし、恋愛や結婚、家族との人間関係など、個人の価値観や人生の目標によってさまざまです。
具体的には、老後が不安、給料が上がらない、両親や兄弟・姉妹との関係が悪い、好きな人ができないなどが挙げられるでしょう。
いずれも長期間にわたって人生から切っても切れないことが人生の悩みとなりやすいものです。
これは私の意見ですが、「心の闇」や「心の傷」が絡まない悩みならば「人生相談」でヒントをもらうだけでも自分で解決に向かえるでしょう。しかし、「深い心理的問題」を抱えた人の場合は、「人生相談」だけでは根本的解決に辿り着くのはかなり難しいと思います。

「人生相談」と「カウンセリング」の違いを解説します
「人生相談」では時間が限られているため、相談者に対しては悩みへの診断に加えて解決への指針を示して「後は自分で頑張ってね!」で終わります。
地図を示すけれども道を一緒に歩くわけではありません。悩みを実際に解いていく作業は1回数十分では完結することなどできません。なので、「人生相談」でやっていることは貴重ではありますが「解決策の提案」の範囲だということです。
それに対して「心理カウンセリング」では、悩みを実際に一緒に解いていくのであって、迷いながら悩みに直面し、少しずつ内面が変化していく過程にカウンセラーが寄り添っていきます。「心理カウンセラー」は「伴走者」なのです。
「テレフォン人生相談」を私が聞いていると、時々「ああ、乱暴な解答だな」「相談者の気持ちを本当にわかって答えているのかな」と感じることがあります。
「あなたの問題はこういうことですよ」「あなたのこういうところが悪いダメなんです」とズバッと言う回答者がいたり、「それはね、こう考えてこんな風にやる以外ないね」と強引に引っ張っていくような瞬間があります。
時間が少ないから「結論を必ず出してしまわないとダメ」なので、相談者がまだ心理的にはついていけていない状態であっても「明確な指針やアドバイス」が出されてしまいます。電話を切ってから消化するのにさぞ困っているだろうな、気の毒に思うことがよくあります。
ただ「人生相談」はある面、非常に有益なもので、短時間で鋭い指摘を受けて見る見るうちに変わって行かれる方も少なくありません。相談者は確実に助けられていると思うことがあります。
まとめると、「人生相談」では地図を示します。「心理カウンセリング」では一緒に道を歩いていきます。この違いを理解していただくとわかりやすいのではないかと思います。

人生相談はカウンセリングを受けるのがベストです
人生相談には、例えば、結婚や仕事、子育て、将来の夢、家族、人間関係など、様々な相談内容が含まれます。1つのテーマでは表せないような複雑な悩みや漠然とした悩みもあるでしょう。
人生相談というと、相談相手は、友人や先生、上司などをイメージされるかもしれませんが、「人生相談したい」と思ったときには、カウンセラーに相談するのが一番です。
カウンセリングでは、カウンセラーが相談者の悩みを聞くことにより、相談者が主体的に問題を解決できるようサポートします。
カウンセラーに相談したいことがまとまっていなくても、カウンセラーが話を整理しながら進行しますので問題ありません。
友人や家族へ人生相談すると、厳しいことを言われたり、否定されたりすることがあるかもしれませんが、カウンセラーは相談者の気持ちを否定せずに受け止めますので、相談したいことを自由に話すことができます。
また、カウンセラーには守秘義務という、相談者から聞いたことを外に漏らさない義務があるため、安心して人生相談することができます。
◻️ 自分の気持ちを整理したいとき
自分の気持ちの整理ができていない、感情の整理がつかないのは、例えば次のようなときが挙げられます。
● ショックなこと、つらい・悲しいことが起きた
● 悩みや不安、ストレスを抱えている
● 自分の行動に迷いや葛藤がある
● 恋愛などで相手との関係性をどうするか決められない
自分の気持ちを整理する方法として、ノートに書き出す、よく休んでリラックスする、誰かに自分の気持ちを話すなどの方法が挙げられます。それでも自分の気持ちを整理したいとき、カウンセリングの利用を検討してみるのも一つの手です。
カウンセリングでは、カウンセラーとの対話を通じて、一緒に悩みや問題、気持ちを整理することができます。
◻️ 誰かと話したいとき
誰かと話したい、話し相手が欲しいときの心理として、悩みや不安、ストレス、寂しさなどを抱えていることは少なくありません。そのほかの心理として次のようなことが挙げられます。
● 精神的に疲れた
● 誰かに分かってもらいたい
● 自分の気持ちを整理したい
● 自分の行動に迷いや葛藤がある
カウンセラーとの対話を通じて、自分の抱えている課題や長所に気づいたり、カウンセラーと一緒に課題の解決方法を考えていくことができるかもしれません。
◻️ 愚痴を吐き出したいとき
仕事や家庭、学校、人間関係などで、嫌なことやストレスを抱えるのは誰にでもよくあることです。しかし、家族や友達に愚痴を吐くことに抵抗がある人や、愚痴を吐く場所がない・相手がいないという人も多いのではないでしょうか。
愚痴やストレスを一人で抱えこみすぎてしまうと、気分が落ち込む、不眠、怒りっぽくなる、仕事に集中できないなど、精神的・身体的に影響を及ぼすことや、うつ病などの心の病気になってしまうこともあります。
自分の心の状態を把握し、定期的に本音や愚痴を聞いてもらう場所や相手の存在は大切です。
● 愚痴を吐く場所がない
● 愚痴りたいけれど相手がいない
● 仕事の愚痴を吐き出したい
愚痴を吐き出したい・愚痴りたいとき、カウンセリングの利用を検討してみるのも一つの手です。あなたのお話を親身に話を聞き、否定せずに受け止めていきます。

人生相談・悩み相談は愛媛心理相談室にご相談ください!
毎日の生活の中で誰にも打ち明けられず、ひとりで悩んでいることはありませんか?思い切って誰かに打ち明けてみようと思っていても、誰に打ち明けていいのかすらわからないときはありませんか?自分ひとりで考えていると、どんどん悩みは大きくなってしまうものです。
プライベートなことや将来に関すること、人間関係など、どのような悩みでも肯定的な声が欲しいときは、家族やパートナー、友人を相談相手とするのが良いでしょう。
キャリアや職場に関する事は、信頼できる上司や同僚会社の人事部などが相談相手となります。
専門的なアドバイスや、より客観的な意見も欲しい場合には、カウンセラーを頼ることが一番だと思います。人生の悩みは誰かに話してみることで、解決の糸口が見えることもありますから、一人で抱え込まず、信頼できる相手に話してみてくださいね。
◻️ 時間と料金
【Aコース】90分| 10.000円
【Bコース】60分 | 7.000円
※ 医学的・法的なアドバイスはできません。
守秘義務に基づき、カウンセリング内容は厳守されます。まずは、心の中にあるもの、思い、悩んでいることなど、何でもお話しください。お話を聴かせていただきながら、今の問題や課題、あなた自身の考え方などについてカウンセラーがアドバイスしていきます。