
お話聴きます|個人カウンセリング
仕事や家庭、人は生きていれば多かれ少なかれ悩みを抱えるものです。
多くの場合は時間とともに消失したり、周りの家族や友人の助け(ソーシャルサポート)によって解決することもありますが、時に悩みが大きすぎてひとりでは抱えられないほどのものだったり、悩み自体が繰り返されてしまうこともあったりします。
最近ちょっと疲れたな、と感じたら早めにカウンセリングを受けてみてください。
「話を聴いてほしい」「いまの気持ちを分かってほしい」「自分の思いを受け止めてほしい」「自分の感情にゆっくり向き合っていきたい」、そう願うあなたにカウンセリングはぴったりです。
定期的にカウンセリングを受けることで、自分との対話が深まってゆき、心にも行動にも変化が生まれ、やさしく自分を見つめることができるようになります。
話をするだけでも気持ちが楽になったり、整理されたりすることもあり、結果的に悩みが解決することもあります。
※ 守秘義務に基づき、相談内容は厳守されます。第三者に相談内容が漏れることはありません。安心してご相談ください。
カウンセリングとは‥
カウンセリングとは、カウンセラーとの対話を通して、ご自身のこころと向き合い、ご自身の悩みの解決の糸口を見つけていく取り組みのことです。
カウンセリングで一番重要なことは、今何に悩んでいて困っているのかを明確化し、その問題の解決の為にどうすればいいのか、カウンセラーとの対話を通して相談者様がどうすればいいのか「気づく」ことがとても大事なのです。
カウンセリングで大切なことは、【気づき】です。「カウンセリング=気づき」と言っても過言ではありません。
そのため、カウンセリングを受けてカウンセラーからアドバイスや解決策をパッと貰って解決するというようなものではありません。
カウンセリングでは基本的にはカウンセラーが相談者にアドバイスをすることはあまりありません。対話を通して気づきを促すことがカウンセラーの支援であり、仕事なのです。
ですから、時間をかけて対話を通して少しずつ心を解きほぐしていくイメージになるのです。じっくりと自分のこころと向き合い、変わっていきたいとお考えの方はきっとカウンセリングが強い味方となるでしょう。
なぜ「気づき」が重要なのか‥
そもそも自分の悩みや問題は、自分自身が気づいてないような無意識の心の動きによって生じていると考えられています。それは無意識的なものですので本人は気づけていないのです。それに気づくことができたら解決の糸口が見えてくるわけです。
カウンセラーは相談者様のその無意識の心の問題に気づき、それを気づかせるようなアプローチをしていきます。
その際、場合によってはご自身の過去や今まで生きてきた歴史を振り返りこころの症状がいかにして生じてきたかというルーツを探り、症状改善に向けての糸口を一緒に探していくこともあります。
しばしば自分の心の問題は過去の出来事や親との関係などに起因していることがあったりしますので場合によっては過去を振り返る作業もあったりします。
個人差はありますが、人によってはその作業が辛いものになる場合もあります。過去のトラウマや傷つき体験などに影響しているのであれば尚更傷みを伴います。
その傷みもカウンセラーと共有しながら、心の傷を癒し、お悩みの改善につなげていくのです。

【思い込み】・【固定観念】に縛られてはいけません
私たちは無意識下の思い込みによって行動をしています。
▶ 失敗したら居場所がなくなる、だから頑張らないといけない
▶ 人の目が怖いから人を避ける、だから引きこもってしまう
▶ 言いたいことを言うと嫌われる、だから良い人でいる
▶ 自分は何をやってもうまく行かない。だから新しいことに挑戦しない
▶ しっかりしていないと人に認めてもらえない、だから弱みは見せない
▶ じっとしているのが怖い、だからずっと働き続けている
▶ 目立つのが怖い、だから人の下にもぐっている
‥などです。
これらの思い込みを認知行動療法では、非適応的認知と言うのですが、この非適応的認知の特徴は、【根拠のない憶測】をしてものごとを悪くとらえてしまう人がいます。
当相談室では、この非適応的認知を適応的認知に変えていけるように、偏ってしまった考え方の癖を知ることや、セルフワークシートなどを用いながら自分を見つめ、心を整えていきます。
客観的に自分を見つめること
例えば、あなたが通りすがりの人にじっと見られたととします。
大抵の人は「見られたな」と思う程度かのことで終わりますが、ネガティブに考える人は「見られたということは、私は何か変な格好をしているのではないか?」「おかしなヤツだと思われたのではないか?」とどんどん想像を膨らませてしまいます。
見られることが怖くなり、余計に自分が見られているかどうかが気になりだします。
でも、落ち着いて振り返ってみてください。元をたどれば、ただ、通りすがりの人に見られたというだけの話です。
別に「あなたは変ってる人だ」と100人中100人から言われた訳ではありません。
今の悩みを作り出している「事実」は、本当に自分が考えているほど大変なことなのでしょうか?いつもの考えに流されずに一度立ち止まって考えてみてください。

主な相談内容
愛媛心理相談室では、基本的には、どのようなご相談でも承っております。
特に、「心療内科や精神科に行くほどではないような気がするけれど、相談したい」という方を多くお引き受けしてきました。
例えば次のような相談です。参考にしていただければと思います。
仕事に関して ――
お仕事に関するお悩みは、カウンセリングで最も多くお引き受けしてきたご相談内容です。
長い社会人人生のなかで、そりが合わない上司にあたる、業務が多くストレスが多い等、仕事に関するお悩みは、誰もが抱えるものだと思います。
特に、組織に属している方であれば、その組織の都合に巻き込まれ、自分ではどうしようもないこともあるでしょう。
心理カウンセリングでは、相談者様のお気持ちを大切にしながら、現実的に問題を解決していく道を探っていきます。
▶ 上司、同僚との関係がよくない
▶ 仕事にやりがいが感じられない
▶ 仕事の業務量が多い、ストレスが大きい
▶ 朝、会社に行くのがしんどい
性格・考え方に関して ――
あご自身の性格や考え方について悩まれている方への心理カウンセリングは、今まで多くお引き受けしており、カウンセラーの専門分野です。
自身の考えや、ものの捉え方は、長い年月のなかで培われたものであり、本人としては「当たり前」と考えていることが多くあります。
そうした性格や考えを、変化させていくことは、とても難しいことではありますが、不可能なことではありません。
▶ 自己肯定感が低い、自信がない
▶ 白黒思考(完璧主義)
▶ 急にキレてしまう
▶ 人の顔色を伺いすぎてしまう
▶ 人に頼るのが苦手
親子関係・母娘関係に関して ――
自信のなさや対人関係の問題等、根っこをたどっていくと、両親との関係性にたどり着くケースが多くあります。
カウンセリングでは、過去の棚卸しをしながら、自分に向き合い、自分の感情を確かめていきます。そして、これからどのように生きていけばよいか、考えていきます。
▶ アダルトチルドレン(毒親・愛着障害)
▶ 親との関係がよくない
▶ 親離れ・子離れ・共依存
▶ 介護疲れ
心の病気や悩みに関して ――
心療内科や精神科に通いながらカウンセリングを利用される方もいますし、「薬の処方は抵抗がある」という方が来られるケースも少なくありません。
▶ うつ病・適応障害・パーソナリティ障害
▶ HSP・対人恐怖症・あがり症
▶ ご家族、恋人からのご相談
▶ 眠れない・眠りが浅い・疲れがとれない
恋愛・夫婦関係に関して ――
近しい関係だからこそ難しいのが、夫婦関係、恋人関係だと思います。 また、特定のパートナーと安定した関係を築くことが難しく、来談されるケースもあります。
▶ 夫婦関係が冷めきっている
▶ 会話が噛み合わない、破綻しそう
▶ 彼氏、彼女に依存してしまう
▶ 離婚、別居を考えている
▶ 夫(妻)に、離婚、別居を切り出された
※ 相談内容によっては当相談室て対応できない場合もあります。

個人カウンセリングのご案内
いま、気になっていること、モヤモヤすること、迷っていること、問題(課題)となっていることなど自由にお話しください。
相談内容以外にも、自分にとって大切だと思ったこと、感じたことも言葉にしてみてください。役に立つ解決策が見えてくるかもしれません。
必要な場合には積極的にアドバイスを申し上げることもありますが、一緒に考えていくことで、今までとは違う見方や考え方に気づき、問題を解決していきます。