今に影響を与えている未解決の過去を解消するために

人生では、過去の外傷的な体験が未消化なため、心身に影響が出たり生きにくさを感じることがしばしば起こります。

愛媛心理相談室は、過去の影響を弱め、「今を生き生きと生きる」ための取り組みの伴走者となる心理療法室です。

「トラウマ」と聞くと、多くの方は、自然災害や事故・事件を思い浮かべるかもしれません。確かに、これらはトラウマと呼ばれ、体験された方に急性ストレス障害や、長引くとPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症させる可能性があります。

しかし、ショックな体験とはそれだけではありません。ハラスメントやいじめ、失敗体験、人前で恥ずかしい思いをした体験、離婚や死別、DVや虐待、一見些細な周囲の人の言動も、外傷体験となることがあります。

特に子どものころの体験は、「うちには虐待なんてなかった」と思っていても、「嬉しいときに「よかったね」、嫌な気持の時に「いやだったね」と共感してもらえなかった」「いつも親がつらそうで、子どもの私が心配して話を聞いてあげていた」といったことが、大人になってからも「なぜか安心感がもてない」「自分の感情をどう扱ってよいかわからない」といった生きにくさにしばしばつながります。

当相談室では、これらの「今に影響を与えている未消化の過去」を解消するための心理療法・カウンセリングをご提供しております。

言葉のやりとりによる心理療法とはまた一味違った、体の反応や記憶の感じられ方の変化をご体験いただければと思います。

こんな症状があったらトラウマかもしれません

特定の場面で強い不安や無力感を感じる

人との距離がうまく取れない・必要以上に警戒してしまう

自分には価値がないと感じてしまう

眠れない・悪夢を繰り返し見る 

感情の激しいアップダウンがある

いつも緊張して力が入っている 

感情や感覚が麻痺しているように感じる

現実感がなく映像のように感じられる

恐怖が強くて日常生活が送れない(外出できない,人に会えない)

見えない枠がはまっているように感じる

自分は孤立して世界に一人だと感じる

トラウマ治療は繊細な情報を時間をかけて扱っていくので、カウンセリングに時間をかけていきます。

不調、悩み、生きづらさは心の傷‥

トラウマのせいかもしれません

トラウマとは、特別でドラマチックなものではなく、実は私たちにとって日常にある身近なものです。

私たちは、長期間ストレスにさらされることでストレス応答系に失調をきたし(ストレス障害)、日々のストレス・理不尽な出来事をうまく処理できなくなります。

それが"トラウマ"と呼ばれる現象です。そして、トラウマにさいなまれると、愛着障害、生きづらさ、過剰適応、過緊張、仕事で活躍できない、人間関係の悩み、吃音(どもり)などさまざまな問題を生むことがわかっています。本来の自分の力が発揮できなくなってしまうのです。

これまで生きづらさの要因がよくわからずに悩んできた、なかなかよくならなくて苦しんできたのでしたら、もしかしたらそれはトラウマのせいかもしれません。

以下のような方はご相談ください

トラウマ、愛着障害、吃音(どもり)、ハラスメント、生きづらさ、自信のなさ、過剰適応、過緊張、あがり症、赤面症、うつ病、自傷行為、大人の発達障害、人間関係の悩み、仕事・職場の悩み、家族の悩み・機能不全家族、夫婦の悩み、不安障害、恐怖症、適応障害、パニック障害、強迫性障害、社交不安障害、依存症、心因性の身体症状、イップス、性別違和、不眠、ひきこもり・不登校、いじめ、家庭内暴力、やりたいことがわからない、摂食障害、視線恐怖、HSP、うつ病、身体醜形障害、よくならない悩みなど 

※一覧にない症状でもお気軽にご相談ください。

根本から良くなる・本質的な変化

問題や悩みについて「根本から」取り組みたい

今の自分自身に向き合いたい

自分のことをもっと好きになりたい

誰にも話せない

人の様々な悩みは心の奥にしまい込まれているトラウマに由来しています。

例えば、日常生活で、誰かの言動が心の奥のトラウマに触れるとき、抑えることのできない悲しみや辛さ、苦しさ、劣等感があふれます。時にパニックやうつ、不安、解離などの症状となります。

マイナスの感情や症状は「心」にしまい込まれているトラウマを理解し癒すことによって緩和され、消失します。

目に見えない鎖がなくなると、ありたい自分が見えてきます。次第に、ありたい自分が現実の自分となっていきます。

これが、「根本から良くなる」「本質的な変化」です。当相談室では、来談された方の根本からの変化をサポートします。

あなたに知ってほしいこと

あなたの心は、幼い頃、誰にも知られないように、自分にすら知られないように 、「本当の心」を深く深く沈めてきました。これが「トラウマ」の由来です。

トラウマは、奥底に沈められると同時に「本当に大切なものがあるんだよ」とメッセージを出してくれます。心身の症状や生きづらさという「言葉ではない」メッセージです。

トラウマが時を経ても癒えないのは、あなたの心があなたに大切なものを見つけてもらう必要があるからです。

そのために心には、大切なものを取り戻すことができる力が備わっています。

あなたの症状や悩み、生きづらさこそ、あなたが昔、奥底にしまい込んだ本当に価値ある大切なものを発見するための「道しるべ」 なのです。 

お一人おひとりに適した心理療法をご提案します

困りごとや症状は、現在の問題とともに、過去のできごとの影響、ご自身の思考・行動の傾向、周囲の環境などがからみ合って生じています。

そのため、おなじ「不安」というお悩みでも、その方によって適切な療法がちがうことがあります。反対に、ある問題にはある特定の心理療法が効果的、ということもあります。

何がご自分に最適かわからない場合でも、それぞれのかたの状況やニーズに合わせて、セラピストが選択肢をご提案・ご説明し、同意をいただきながら心理療法を進めてまいります。

以下の説明は、各療法についておおまかにイメージを持たれるためにご参照ください。


  認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy)

ストレスなどで固まって狭くなってしまった考えや行動を、ご自身の力で柔らかくときほぐし、自由に考えたり行動したりするのをお手伝いする心理療法です。

もともとはアメリカのAaron T Beckという人が、うつ病に対する精神療法として開発したものですが、うつ病以外にも、不安症や強迫症など多岐にわたる疾患に治療効果と再発予防効果があると言われています。


 ソマティックエクスペリエンス(Somatic Experiencing)

身体を中心としたアプローチです。これは、身体感覚を通じて自己と向き合い、身体と心のつながりを回復させることを目的とした治療法です。

ソマティックエクスペリエンスでは、体に蓄積されたトラウマの痕跡を解放することに焦点を当てています。身体的な感覚に意識を向け、緊張や不快感、あるいは抑圧された感情を感じ取り、解消するプロセスを通じて、心と体のつながりを再構築するのです。このアプローチは、トラウマが体に与える影響に直接アプローチするため、心と体の回復をより実感しやすいという特徴があります。


  EDMR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing)

EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)は、トラウマや嫌な人生経験による苦痛を軽減する心理療法です。

左右交互の刺激を与える手法が特徴的な心理療法で、その例として「治療者が動かす指を目で追い眼球を左右に動かす」「手のひらを左右交互にタッピングする」などの方法があります。

EMDRでは過去のつらい経験をイメージする必要がありますが、他の心理療法のようにつらい経験の詳細を言葉にして説明する必要はありません。そのため、来談者が大きな負担を感じることなく受けられる心理療法です。

EMDRはPTSD(心的外傷後ストレス障害)にもっとも効果的とされていますが、不安障害や死別によるストレスなどにも効果があるとされています。

EMDRの治療では嫌な記憶を思い出す必要があるため、ある程度症状が落ち着いていて嫌な記憶に耐えられる状態であることも重要視されます。


セッションについて(ご案内)

トラウマケアは、人間が本来持つ心と体の調和を取り戻し、心を開いて世界を感じる力を回復することを目指します。

私たちは、来談者お一人おひとりが持つ自己治癒力を大切にし、トラウマがもたらす心身の負担を解きほぐすお手伝いをしています。

トラウマケアとは、トラウマを経験した人々に対する治療やサポートの総称です。カウンセリングや心理療法を通じて、トラウマによって引き起こされたストレスや不安を軽減し、心身のバランスを整えていきます。

目指すのは、影響を受けた方々が安心して日常生活に戻り、自分らしく生きられるようサポートすることです。


 初回相談(80~90分)10.000円​

初回は、まずはお困りのことについてうかがい、簡易な症状評価などいたします。当方より、どのようなセラピーがご提供できるかご説明し、ご希望と合わせて相談していきます。

ここで、継続されるかご判断ください。(時間があれば、次回の準備としてリラックス法も練習します。)


 トラウマケア(80~90分) 12.000円

2回目以降は、初回のお話に基づき、EMDR/ブレインスポッティング/ホログラフィートーク/SE™などのトラウマ療法や認知行動療法を組み合わせ、最適とおもわれるメニューをご案内いたします。

​​はじめのうちは、お話の聞き取りや、調子を安定させるアプローチを優先させ、すぐにはトラウマ処理に入らないことがございます。ご了承ください。)


 認知行動療法など(50~60分) 8.000円

認知行動療法のみの場合や、来談中心のセラピーなど、短時間での実施が適切な場合は、こちらのコースを勧めさせていただきます。

注意事項

□  心理療法・心理カウンセリングは、医療行為(医師による診断・投薬等)ではなく、心理学的知見等に基づいた心理的支援です。

□ はじめての方は、「初回相談」から始めさせていただきます。この回でお話を伺い、どのようなセラピーがご提供できるかをご説明・ご相談していきます。ここで、継続されるかどうかをご判断ください。

□ EMDR等の実施が不適切と判断することがあります。ご了承ください。

□ トラウマ専門療法は、幼少期に比較的安定して過ごされた方で、大人になってから受けたトラウマ的体験の影響の場合には、数回~十数回で回復が見込めます。

しかし、幼少期にあまり安心感がなく育った方(不適切な養育、常に子供が親の心配をしている役割の逆転、など)で長期的で複雑な要因が影響している場合は、回復にしばしば数年以上かかることをご了承ください。

また、セラピーはご自分の希望でいつでも中断することができます。

□精神科・心療内科に通院中の方は、主治医の先生の同意が必要となります。

□ 料金のお支払いについて

毎回カウンセリング終了後にのお支払いいただく場合と、継続カウンセリングの場合は1ヶ月分をまとめて先入金していただく場合があります。詳しくは面接の際ご説明いたします。

※ 2025年8月より、対面カウンセリングの料金を改定いたしました。ご了承ください。